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「プライベート・ライアン」感想:戦争の悲惨さ・痛ましさが伝わる映画だった

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 こんにちは、ポルスクです。

今回は「プライベート・ライアン」という映画の感想です。

 

名作と言われるだけあって、いろいろとすごかったです。

戦闘シーンなんかは圧巻でした。

特に、序盤のノルマンディー上陸作戦のシーンはものすごかったです。

 

 

しかし、戦闘シーンだけでなく、戦争の悲惨さを伝えているといった点でも本作は印象的な映画でした。

 

3時間弱くらいある映画なのですが、長いとまったく感じさせない無駄のない映画でした。

あらすじ

時は1944年。第2次世界大戦の真っ只中、米英連合軍はフランス・ノルマンディのオマハビーチでドイツ軍の未曾有の銃撃を受け、多くの歩兵が命を落としていった。戦禍を切り抜けたミラー大尉(トム・ハンクス)に、軍の最高首脳から「3人の兄を戦争で失った末っ子のジェームズ・ライアン2等兵を探し出し、故郷の母親の元へ帰国させよ」という命令が下った。

引用:プライベート・ライアン | 映画-Movie Walker

簡単に言うと、「第二次世界大戦中のオマハビーチの戦闘後に、ある部隊が兄弟3人を失った末弟のライアン二等兵を連れ戻すという命令を受けた。そして、彼らはライアン二等兵を捜索するために前線へと向かっていく」といった感じです。

ド迫力の戦闘シーン

戦闘シーンはその他の映画と比べても段違いに迫力がありました。

撃ちあいが延々と続きます。

 

序盤のオマハ・ビーチの戦闘では、上陸するアメリカ軍をドイツ軍が迎え撃っていたのですが、常に響き渡る銃声がすさまじかったです。

アメリカ側はボートから突撃していくのですが、それをドイツ側が撃ちまくってバタバタと倒していきます。

ドイツ軍はバンカーから延々とマシンガンを撃ってきます。

鳴りやまない銃声。

僕は5.1chの環境で音を聞いていたのですが、本当にそこら中から撃たれているような感覚でした。

あらゆる方向から音が聞こえてきます。 

 

また、遮蔽物に隠れていてもそれに銃弾がそれに当たる音などがひたすら鳴り響いていて、恐怖感がありました。

敵に一方的に撃たれているってのがよくわかる、絶望的なシーンです。

 

しかも、隣にいる味方がいきなり撃たれて倒れてしまうシーンもたくさんあって、誰が生き残るのかわからない緊張感や恐ろしさがありました。

ヘルメットに弾丸がかすったけど、直撃しなかったことにほっとしている兵士が、次の瞬間にはヘッドショットされているのを見て「おぉ・・・」ってなりました。

悲惨の一言につきます。

戦争の痛ましさ

序盤のシーンで、ビーチに上陸する前のボートの上で吐く人がいて「うわぁ」って思いました。

まだ戦闘が始まる前です。

「最初からいきなりこれかよ」って思ったんですが、船酔い以外にも恐怖感とかの感情で気持ち悪くなったんだろうなって思いました。

ほかにも、十字をきって祈る人などがいて、緊張感がよく伝わってきました。

戦いが始まる前から戦いのことを考えて不安になってしまっている、ということがよく伝わってくるシーンでした。

 

ほかにも、撃たれたり爆破された人の描写がえぐかったです。

撃たれて瀕死の人が「ママ!!」と叫びまくってるのを見て、その人の痛みが伝わってくるようでした。

それを看病する人は「大丈夫だ」と呼びかけ続けますが、絶対に大丈夫じゃないです。

"中身"が出てて、痛そうとかいうレベルを超えてます。

しかも、何度もこんなシーンがありました。

 

また、腕が吹っ飛んでしまった人が落とした腕を探しているシーンとかも見ていて痛々しかったです。

 

普通の映画だと、撃たれたらそのまま倒れておしまいって感じのものが多いのでなかなか衝撃的でした。

 

このように、ただのポップコーン片手に楽しめる娯楽映画とは異なり、痛ましさがかなり伝わってくる映画でした。

人間のもろさ

終盤の戦闘シーンもなかなか迫力があってすごいのですが、特に面白かったのはアパムいう兵士の行動です。

 

この映画にはアパムという通訳の兵士がいて、一応武器を持っているのですが、こいつがまったく戦おうとしません。

終盤の戦闘シーンでは「弾薬を持ってこい」と言われているのに、おろおろして弾薬を持っていこうとしません。

「何なんだコイツは。はやく弾持ってけよ!」ってはじめは思いました。

 

その上、おろおろしている挙句、味方を見殺しにしてしまいます。

「ほんとダメなやつだな、アパムは」と思いました。

 

しかし、ほかの人たちが必死で戦っている中、アパム一人だけが恐怖で震えていることによって戦争の悲惨さとアパムの人間らしさが伝わってきました。

よくあるアメリカ万歳みたいな映画だと、アパムみたいに一人だけ震えて何もしないような人はいないと思いますが、アパムがいることによってアメリカ万歳の映画とは違った映画となっています。

 

そんな情けないアパムですが、終盤のシーンの最後のほうでは降伏した兵士のひとりを撃ちます。

実は、そのドイツの降伏した兵士は中盤のシーンでアパムたちの部隊に降伏しているのですが、その中盤のシーンではアパムは「撃つな」と主張しています。

それだけでなく、その降伏した兵士に対して友好的に接します。

まるで友達のように。

 

しかし、終盤では「アパム!」と呼びかけるその兵士を容赦なく撃ってしまいます。

 

最初は「そこで撃っちゃうのかよ!」って思いました。

 

中盤と後半でアパムがやっていることがまったく反対ですよね。

このような中盤と終盤のシーンの対比によって、戦争のストレスによってアパムの判断がおかしくなってしまったんだろうということを察しました。

人間のもろさを感じました。

なかなか衝撃的です。

最後に:観ごたえのある名作

戦闘シーンがすごいだけのアメリカ万歳的な映画かと思ったら、戦争の痛ましさや人間の弱さが伝わってくる映画でした。

えぐいシーンが多いので、すべての人におすすめできる映画ではありませんが、見て後悔はしないはずです。

 

とても観ごたえのあるいい映画でした。

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