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「エッセンシャル思考」感想:トレードオフを意識して行動を捨てよう

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こんにちは、ポルスクです。

今回は「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」という本の感想です。

非常に痛いところを突いてくる本でした。

読んでみると、「当てはまってるわ、これ」と思ってしまうようなところが多いです。

自分が非エッセンシャル思考であることをつくづくと感じさせられる本でした。

 

特に、トレードオフを意識することの大切さが学べたのが一番の収穫です。

 

こんな人におすすめ

  • 「時間が足りない!!」と嘆く人
  • 何も考えずに「やります」と引き受けてしまう人 
  • 頼まれると「ノー」と言えない人
  • 「無駄だと思うのになあ」と思っても流れでやってしまう人

こんな人にはおすすめです。

 

本書では、無駄をなくすということが何度も繰り返し書かれています。

 

例えば、不本意な仕事は引き受けないといったことが書かれていました。

 

ほかにも多くの人の具体例とともに、無駄をなくすことについて書かれていました。

「無駄をなくして、大事なことに集中する」ということに対して、これでもかというほど書いてあります。

 

無駄なことをなくしたい人はぜひ読んでみてください。

非エッセンシャル思考とは

「やらなくては」「どれも大事」「全部できる」ーこの3つのセリフが、まるで伝説の妖女のように、人を非エッセンシャル思考のワナへと巧みに誘う。

引用:「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

これらの言葉に思い当たりがある人は多いのではないでしょうか?

このように、非エッセンシャル思考の人とは、何でもかんでも自分でやってしまおうとする人のことです。

 

特に、「どれも大事」というのは鋭い指摘ですね。

 

「どれも大事だからすべてやらなくてはいけない」

「どれも大事だからどれかを捨てることなんてできない」

 

何でもかんでも引き受けてしまう人はこのような考えの人が多いのではないでしょうか?

 

僕も、就職活動の時には「どれも大事」だと思って、いける限りの就活セミナーなどのイベントに行きまくってました。

 

そして、体力的にも精神的にもメチャクチャ消耗しました。

 

で、最終的にはめんどくさくなっていかなくなりましたw

 

しかも、得たものがあったかって言うと、「その時間でESとか書いてたほうがましだったな」というレベルでしたw(もちろん、ちょっとは参考になりましたが)

なんで非エッセンシャル思考の人が多いの?

では、なぜ非エッセンシャル思考の人が多いのでしょうか?

 

何でもかんでもやってしまうような、非エッセンシャル思考の人が多い理由に、こんなものが挙げられています。

選択肢が多すぎる

他人の意見がうるさすぎる

欲張りの時代

引用:「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

選択肢が多すぎる

一つ目の「選択肢が多すぎる」ということについて、本書には、選択肢が多いことによって心理学でいう「決断疲れ」という状態に陥ってしまい、正しい決断ができなくなると書いてあります。

 

「決断疲れ」についてWikipediaからちょっと補足すると「決断疲れ(判断疲れ、決定疲れ)とは、意思決定を長時間繰り返した後に個人の決定の質が低下する現象を指す」とあります。

 

長時間にわたって運動すると、体の動きが悪くなるということの決断バージョンですね。

 

確かに、インターネットでちょっと探してみると「これがおすすめ」、「こっちもおすすめ」、「ついでにこれもおすすめ」みたいに「おすすめ」であふれかえっています。

 

そして、本当に何が自分にとって「おすすめ」なのかわからずに、結局は適当な決断をして、後悔したことがあるのは僕だけじゃないはずです。

他人の意見がうるさすぎる

二つ目の「他人の意見がうるさすぎる」ということについて、本書には「他人からのプレッシャーが大きすぎるのかもしれない」と書いてあります。

 

また、「インターネットを通じて他人の意見がなだれ込み、ああすべきこうすべきとうるさく指図する」とも書いてあります。

 

例えば、某就活サイトでは「去年の先輩の平均プレエントリー数は50社!あなたは現在10社しかプレエントリーしていません。急げ!!」みたいな情報がありますよね。

しかもご丁寧にイラストや図まで使って。

 

これを見ると、「やばい!!もっとプレエントリーしなきゃ!!」って思いませんか?

 

そして、焦ってまったく行きたいと思わないようなところにもプレエントリーしてしまう。

 

そんなこと気にせず、自分の興味のある企業にだけプレエントリーすればいいのです。

 

こんな感じで、外部から圧力をかけてくる人がいるのが原因の一つとなっています。

欲張りの時代

「全部手に入れよう、全部やろう」という考え方は、世の中のすみずみにまで浸透している。テレビのCMはあらゆるものを手に入れろと叫び、会社の求人広告には「何でもできる人求む」という意味のことが書かれている。大学入試でさえ、たくさんの課外活動経験があるほうが高く評価される。

引用:「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

まったくその通りですよね。

「全部やろう」っていう考え方は生活のいたるところにある気がします。

 

大学入試については日本ではちょっと違うと思いますが、就活ではたくさんの課外活動があるほうが高く評価されるような気がします。

 

面接では、「アルバイトは何をしていましたか?」からはじまり、サークルや趣味・特技についてまで聞いてきます。

 

このように、社会がなんでもできる人間を求めているという状況が人を迷わせます。

エッセンシャル思考とは

「やらなくては」ではなく「やると決める」。

「どれも大事」ではなく「大事なものはめったにない」。

「全部できる」ではなく「何でもできるが、全部はやらない」。

引用:「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

エッセンシャル思考は非エッセンシャル思考とは全く逆の考え方です。

 

やることを増やすのではなく、減らします。

 

そして、自分のやるべきことで最大の成果を出すべくやるべきことだけに集中します。

 

エッセンシャル思考の神髄は「より少なく、しかしより良く」であると本書には書いてあります。

 

また、文中になんども「本質」と書かれており、エッセンシャル思考とは「本質を見極める思考」であると感じました。

 

また、エッセンシャル思考を身に着けるためにはこんな考え方をします。

1 選択

私たちは、時間とエネルギーの使い道を選ぶことができる。だからこそ、トレードオフを引き受けることができる

2 ノイズ

世の中の大半のものはノイズである。本当に重要なものはほとんどない。だから、何が重要かを正しく見極めなくてはならない。

3 トレードオフ

すべてを手に入れることはできない。何もかもやることなんて不可能だ。何かを選ぶことは、すなわち何かを捨てること。「どうやって全部終わらせようか」と考えるのをやめて、「どの問題がいちばん重要か?」と考えよう。

引用:「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

ここで大事なのはトレードオフの考え方ですね。

トレードオフとは、「何かを選んだら、ほかの選択肢は捨てなければならない」という考え方です。

 

例えば、ある企業に就職することは、ほかの企業に就職するという選択肢を捨てることになります

 

すべてを得られると考えている人は、僕含めて、トレードオフの考え方ができていないからだと思います。

 

何かを選ぶときに、「これを選んだら、どれができなくなるんだろう?」と自分に問いかけていきたいですね。

エッセンシャル思考を実現するための3ステップ

そして、エッセンシャル思考を実現するためには以下の3つのステップがあります。

評価する

捨てる

実行する

引用:「エッセンシャル思考 最小の時間で成果を最大にする」

評価する 

まずは、目の前のものが本当に必要なものか評価する必要があります。

 

本書によると、こんな問いをします。

「これをやったら、ほかの何よりも重要な成果が得られるだろうか?」

捨てる

続いて、いらないものを捨てます。

 

心理学によると、「人はすでに持っているものを、実際よりも高く評価する傾向がある」らしいです。

 

そして、本書によるとそのための問いがこれです。

「もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?」

実行する

最後に、いらないものを捨てる習慣を身に着けます。

 

「実行する」とあると「捨てる」との違いが分かりにくいですが、「実行する」とは習慣を身に着け、エッセンシャル思考を実行することです。

 

本書によると、「意志の力をふりしぼらなくてすむように、行動をしくみ化しよう」ということです。

 

最後に:トレードオフを意識しよう

本書を読んで、僕は自分が非エッセンシャル思考であると気づくことができました。

特に、トレードオフについての意識がまったくできていなかったなと痛感しました。

 

また、増やすことばかり考えて、捨てることを全く考えていなかったので、これからは捨てるということを実践していきたいです。

 

まずはスマホをいじる無駄な時間をなくそうかな。

漫画版もあるので、こっちのほうが読みやすいかもしれません