MENU

『イノベーション・オブ・ライフ』感想:「経験の学校」理論で失敗をポジティブにとらえよう

こんにちは、ポルスクです。

 

今回は、クレイトン・クリステンセンさんの『イノベーション・オブ・ライフ』という本の紹介です。

この本は前にも紹介しましたが、前回は紹介できなかった理論を今回は紹介します。

www.polsk-blog.com

 

今回は「経験の学校」という考え方を紹介します。

この考え方を使えば、あなたの頭を悩ます問題を、もうちょっと前向きにとらえることができるようになるかもしれません。

失敗に頭を抱えて悩みこんでしまっている人は読んでみてください。

正しい資質vs経験の学校

まず、能力についてふたつの考え方があります。

1つ目は「正しい資質」という考え方で、2つ目は「経験の学校」という考え方です。

正しい資質

本書では、トム・ウルフという作家の「ライト・スタッフ」という小説を紹介し、「正しい資質」について説明します。

パイロットたちは、われこそがトップに上り詰めるべき人間だと、すさまじい神経戦、いわば適者生存の戦いを繰り広げた。創設当初のNASA(アメリカ航空宇宙局)の幹部は、これこそが「正しい資質」をもって生まれた人材を選び出す、最善の方法と考えた。プログラムの過酷なプレッシャーに耐え抜いた者たちは、生まれつきのヒーローであると見なされた。

引用:『イノベーション・オブ・ライフ』

ここで大事なのは、生まれ持った正しい資質という考え方です。

この考えでは、能力は生まれつき決まっているという前提に基づいています。

ということは、失敗するのは生まれつきダメな人間だからということになります。

 

この考え方を持っていると、失敗した時に「俺はなんてダメな人間なんだ・・・」って悩んでしまいます。

僕もしょっちゅうそう考えてしまう人間です。

 

例えば、僕は未経験の状態でIT業界に特攻しましたが、もちろん悲惨なことになっています。

なんなら、出来が悪すぎて研修の時点で残業してますw

www.polsk-blog.com

 

ですが、僕がこんなことになっている一方で、僕と同じように未経験の状態で研修に臨んでいるにもかかわらず、僕より優秀な成果を出している同期がいます。

そして、そういった人を見るとやっぱり落ち込みます。

やっぱり、もともとの才能の違いがあったんだって考えてしまいます。

 

ですが、その違いは本当に才能だけなんでしょうか?

経験の学校

また、もう1つの考え方として、「経験の学校」という考え方があります。

この考え方は、モーガン・マッコールという人の『ハイフライヤー 次世代のリーダーの育成法』という本を参考にしています。

「経験の学校」とは、こんな考え方です。

マッコールの理論の根拠となっているのは、「正しい資質」モデルのように、リーダーが必要な能力を生まれながらに備えているという考えではない。むしろ能力は、人生の様々な経験を通して開発され、形成されていく。困難な仕事、指揮したプロジェクトの失敗、新規分野での任務―こうしたことのすべてが、経験の学校の「講座」になる。

引用:『イノベーション・オブ・ライフ』

つまり、経験によって能力を向上させることができるっていうことですね。

「正しい資質」の考え方とは異なり、能力は経験によって向上させることができるという考え方です。

 

そしてこの考え方を知れば、失敗をもっと前向きにとらえることができるようになります。

 

例えば上の例だと、僕の同期はもともと才能があったんじゃなくて、研修外でも勉強をしていたからかもしれません。

つまり、彼は僕以上にいろいろなことを学んでいた。

だから、研修でも未経験者の中でも上位の成績を残すことができたと考えてもおかしくはありません。

 

また、「経験の学校」の考えでいうと、僕も学んでいます。

プログラミングにはバグっていうエラーみたいなものがあるんですが、僕はそのバグを大量に発生させています。

講師に「またかよ」って言われるくらいですw

一度はバグのせいでデータベースのデータが一部吹っ飛びましたwww

 

しかしバグを出しまくったおかげで、バグが起きた時にどこがおかしいのか見つけることができるようになってきました。

最初は「あっ、バグった(゚Д゚;)」って感じだったんですが、最近は「原因は多分ここかな(`・ω・´)」って感じで、何となく原因がどこにあるのかわかるようになってきました。

失敗ではなく、うまくいかない方法を見つけた

この「経験の学校」という考え方を表現する、いい感じの言葉がありました。

私は失敗したことがない。

ただ、1万通りの、

うまく行かない方法を

見つけただけだ。

引用:トーマス・エジソンの名言・格言集。失敗は勉強である! | 癒しツアー

これを聞いたことがある人がいるかもしれませんね。

エジソンの言葉です。

 

これはつまり、失敗という経験から、失敗という落とし穴を回避する方法を見つけたってことです。

 

僕のバグの経験も同じようなものだと思います。

もし僕がバグをほとんど出さなかったら、バグが出た時に冷静に対処できなかったと思います。

バグの大量発生という経験から、僕はバグの原因の見つけ方を学びました。

 

この場合は、落とし穴を回避するというよりは、落とし穴から抜け出す方法を見つけたといったほうが正しいですねw

 

それはさておき、経験の学校という考え方を知ることで、失敗した時に「うわぁぁぁ!!もうおしまいだぁぁぁ!!」ってならずにすむようになります。

失敗しても、「次に同じことをしなければいいんだな」って感じで、ちょっと落ち着いて考えられるようになるはずです。

最後に:失敗から学ぼう

正しい資質→能力は生まれつき決まっている

経験の学校→能力は経験によって向上する(失敗も経験の一部)

以上が、「経験の学校」という考え方です。

この考え方を理解して、失敗しても冷静に次に生かせるようにしていきましょう。

失敗することで学べるものがあるはずです。

僕もバグが出ても発狂しないようにしますw

 

 

こちらの記事もオススメです!!

www.polsk-blog.com

www.polsk-blog.com

www.polsk-blog.com